ザナベレのキャットフード徹底レビュー
ザナベレのキャットフードはドイツのペットフードメーカー「ボッシュ社」が製造しているキャットフードです。国際的にも信頼が高く国内でも愛猫の健康意識の高いユーザーに人気のキャットフードです。使われる食材は全てヒューマングレードを使用し、工場での品質管理も徹底されています。ここではザナベレの「アダルト+チキン(グルテンフリー)」についてレビューしていきます。
ザナベレのキャットフード【目次】
ザナベレのアダルト+チキン(グルテンフリー)キャットフードの原材料・成分の危険度は?
ザナベレの「アダルト+チキン(グルテンフリー)」キャットフードの原材料と成分から危険度チェックをしました。セルロースを使っているのが気になりますが、粗繊維は4%と低めなので気にする必要はありません。
ザナベレのアダルト+チキン(グルテンフリー)キャットフードの全原料一覧(写真)
ザナベレの「アダルト+チキン(グルテンフリー)」キャットフードは完全なグレインフリー(穀物不使用)とは言えませんが、食物アレルギーのリスクが低い穀物を使っているので安心して食べさせられます。
ザナベレのアダルト+チキン(グルテンフリー) キャットフードの原材料
フレッシュチキン(20%以上)、米、鶏肉粉、黄キビ、ソルガム(ミロ)、動物性脂肪、シュマルツ(ドライ)、レバー粉、魚粉、加水分解タンパク質、肉粉、全卵(ドライ)、セルロース繊維、ビートパルプ(糖分除去)、ジャガイモタンパク質、亜麻仁、魚油、酵母(ドライ)、塩化カリウム、炭酸カルシウム、コケモモ(ドライ)、ブルーベリー(ドライ)、貝粉、チコリパウダー、キンセンカの花(ドライ)、ユッカエキス
ザナベレのアダルト+チキン(グルテンフリー)キャットフードの成分
粗蛋白質31.0%、粗脂肪16.0%、粗繊維4.0%、粗灰分6.50%、カルシウム1.15%、リン1.05%、マグネシウム0.07%、ビタミンA17.000I.U、ビタミンD3 1.500I.U、ビタミンE150㎎、銅10.00㎎、タウリン2.00㎎、亜鉛30.00㎎、ヨウ素2.00㎎、セレン0.20㎎、カロリー385kcal/100g
ザナベレのアダルト+チキン(グルテンフリー)キャットフードの危険度チェック
下記の表は、悪い原材料一覧です。副産物・4Dミール・廃棄物は人間が「食べることが不可能な腐った肉や豚や食べ物。BHAやBHTは、発がん性のある酸化防腐剤。エトキシキンは、人間の食用では使用禁止されている防腐剤。これらが一番危険な成分です。その他は、長期的に摂取するとあまりよくなり成分や原料です。
ザナベレはフレッシュチキンを全体の20%使用しています。その他に鶏肉粉や肉粉なども使われている為、全体的な鶏肉の割合はもう少し高くなると思われます。猫のアレルギーとしてはあまり聞きませんが、黄キビ・ソルガムなどの穀物が使われています。
副産物 | 4Dミール | 廃棄物 |
---|---|---|
不明 | なし | 不明 |
BHA | BHT | エトキシキン |
なし | なし | なし |
遺伝子組み換え原料 | 合成着色料 | 人工香料 |
不明 | なし | なし |
ビートパルプ | 塩 | トウモロコシ |
あり | あり | なし |
大豆 | 麦系 | その他穀物 |
なし | なし | あり |
※原材料名・成分名クリックで詳しい説明ページへ飛びます
※穀物類の量が多いと猫の肝臓への負担が大きくなり病気につながります
※フードの原料表記は法律で多い順から並べており、穀類一番前の方にあるものは特に注意
ザナベレのキャットフードの危険度評価
安全度・・・同着16位(当サイト30種類以上のキャットフード中)
※順位の付け方・・・上記の14項目の危険成分&原材料の含有数
ザナベレは色んな種類があるんだけど、共通して言えるのはどれも小麦やトウモロコシなどの猫で多いアレルギー食材が使われていないことだにゃ。もちろん合成着色料・香料・添加物などは不使用で世界をはじめ国内でも健康意識の高い飼い主さんに人気のキャットフードだにゃ。使われている量はそんなに多くないんだけど一部に「キビ(穀物)」が含まれてるにゃ。あと「魚粉」・「肉粉」が何の魚・肉なのか分からないのと「ビートパルプ」が含まれてるのもちょっと気になったにゃ~。けど、全体的には良いフードだと思うにゃ。
ザナベレのキャットフードのネットでの評判・口コミ一覧
ネットからザナベレのキャットフードに対する口コミをまとめました。同じザナベレのフードでも、味が変わると食べない子もいるようですが、どのメーカーでも同じ口コミは見かけるのであまり気にする必要はありません。
味が好みじゃなかったみたい
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ザナベレ シニア+ | 13歳 |
ザナベレのウリナリーはよく食べていたのでシニアを購入してみたんですが、今一つ気に入らないようで、食べるには食べるんですが途中で砂をかけるような仕草をしたりします。食欲自体はあるので単純に好みではないのかもしれません。
少し高いですが健康には変えられない
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
アダルト チキン+ | 6歳 |
2キロ入りで5千円以上するので正直うちの家計的には厳しいんですが、それでもうちの子の健康を考えれば仕方無いのかなと思っています。近くに売っているお店がなく、ネットでしか購入できないのが難点です。
アダルトとローテーションで
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ザナベレ ライト+ | 9歳 |
年齢のせいか、少し太ってきたのでザナベレのアダルトとローテーションであげています。アダルトと比べると少し食いつきが落ちるような気がしますが、キレイに食べてくれるのでとりあえずはOKとしています。今のところ体重に変化はないので今後に期待します。
オリジンからの切り替え
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ザナベレ キトン | 2頭 |
オリジンをあげていたんですが下の子が軟便になってきてしまったので切り替えました。ビートパルプが入っているのが少し気になりますが今のところ問題無しです。ソリッドゴールドやバイネイチャーなども試してきましたが、香りは少し弱い方だと思います。
ロットの違い?気分屋なだけ?
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ザナベレ ヘア&スキン+ | 8歳 |
ロットの違い?原因が分からないんですが、新しい袋を開けると今まで通り食べるのと全く食べないものがあります。良いフードだし続けていきたいんですが、うちの子の気分なのか、品質の差なのか分かりませんが、こうも差があると先々が不安です。
ザナベレのキャットフードは異品種が混入しているって本当?
2004年頃にあった混入事件でドッグフード・キャットフードにそれぞれの異なるフードが混入していたようです。どちらも自社工場で製造していて、製造ラインも分けているはずなのに異なるフードが混ざってしまっていたようです。
ドイツのキャットフードということで信頼をおいている飼い主の方も多く、けっこう話題となりました。着色料は不使用のはずなのに全く色の違うフードが混ざっていた為に発覚したようです。
ここ数年は上記のような問題は出ていないようですが、キャットフードとドッグフードとでは栄養素が異なるので心配ですよね。良いフードを作っているので今後も安定して良いものを作って欲しいと思います。
ザナベレのドライキャットフード全種類の特徴と危険な材料・添加物一覧
ザナベレのドライキャットフード一覧 | 特徴と危険な材料・添加物一覧 |
---|---|
キトン+グルテンフリー |
【特徴】高たんぱく・高脂質で良い |
センシティブ+チキン グルテンフリー |
【特徴】穀物の割合が高い、もう少し高たんぱくでも良い |
ウリナリー+グルテンフリー |
【特徴】米がメイン、炭水化物が高く太りやすい |
シニア+グルテンフリー |
【特徴】アレルギーの心配は少ないが穀物の使用量が気になる |
ヘア&スキン+グルテンフリー |
【特徴】栄養バランスが良い、欲を言えばもう少し高たんぱくでも良い |
デンタル+グルテンフリー |
【特徴】もう少し高たんぱく・高脂質でも良い |
ライト+グルテンフリー |
【特徴】低カロリーだが、脂質が低いので食べすぎるかも |
ザナベレには仔猫用フードはありませんが、「キトン+」が最も高カロリーで仔猫向きと言えます。栄養素的にも十分な内容で、アレルギーが心配な小麦やトウモロコシなども使っていません。
口コミでは「香り」が弱いという内容が多く、食いつきには差があるかもしれません。市販のフードから切り替えるよりは最初からキトン+をあげていた方が、香りの少なさを感じることなく食べてくれるでしょう。
生産国 | ドイツ |
---|---|
販売会社 | 有限会社グローバルエクセレントプロダクツ |
工場 | ISO9001取得
HACCP(食品危害分析重要管理点監視認証)取得 |
価格(公式サイトを参照) | 400g 1,404円
2.0kg 5,076円 |
返品・交換 | 購入店舗からの返品・交換 |
目的別おすすめキャットフード【選び方】
子猫 0~6カ月 | 成猫 1~6歳 | 高齢猫 7歳~ |
---|---|---|
肥満 | 痩せ気味・食べない | 症状・病気別 |
---|---|---|
無添加で安全 | 安い市販のもの | ウェット |
---|---|---|
3匹の愛猫で有名なキャットフードを食べ比べました!
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- アーガイルディッシュ
- アーガイルディッシュはオーガニック&ナチュラルな原料を使ったオーストラリアのキャットフードです。材料だけではなく、完成品であるキャットフード自体もオーガニック材料を使用した高品質のキャットフードと言えます。
- アディクション
- アディクションは検疫が厳しく、動植物の病害虫といったトラブルが少なくニュージーランドで作られています。放牧で育った鹿肉を使ったものと、太平洋産の天然サーモンを使った2種類の味があります。
- アボダーム
- アボダームはアボカドを使った珍しいキャットフードです。アボカドは本来猫にとって中毒を起こす食べ物ですが、これまで30年ほど販売していますが、中毒の報告が無いことから、アボダームのアボカド中毒は気にする必要が無いと考えて良いでしょう。
- オーガニクス
- オーガニクスは原材料の半分以上にオーガニック素材を使用したアメリカ産のキャットフードです。オーガニック材料を使用している割に価格がリーズナブルですが穀物を使用しています。
- オーブンベークドトラディション
- オーブンベークドのキャットフードは一般的なドライフードとは違い、低温でじっくり調理されるので栄養素が損なわれることなく、サクッとした食感が特徴的です。その食感からファンになる子も多いオーブンベークドトラディションキャットフードの成分・材料などをレビューしました。
- クプレラ
- クプレラは日本で企画され、アメリカやオーストラリアのドクターや研究者と開発したキャットフードです。ヒューマングレードの材料を使用しているので安心して食べさせることができます。
- ジウィピーク
- ジウィピークはニュージーランドのペットフードメーカーで、独自の「エアードライ」製法で作られた消化吸収率が95%という優れたキャットフードです。価値は十分で、唯一の問題としては値段だけです。
- ティンバーウルフ
- ティンバーウルフはグレインフリーで、生肉を使った高品質なキャットフードです。肉や魚の割合は全体の80%以上という贅沢なつくりになっています。ドッグフードはいくつか種類があるんですが、キャットフードは「セレンゲティ」の1種類しかありません。
- ナチュラリーフレッシュ
- ナチュラリーフレッシュはカナダのNutreco社が製造・販売するキャットフードです。肉はすべて生の肉を使用し、他の食材についてもできるだけ自然の状態のものを使用しています。(加工される前の状態)この「ホールフード」というのがナチュラリーフレッシュのコンセプトになっています。
- フィーラインナチュラル
- フィーラインナチュラルはニュージーランド生まれの「フリーズドライ」製法のキャットフードです。k9ナチュラルというメーカーのフードで、水分量が少ない為、保存料に頼らずに長期保存が可能なキャットフードです。
- フィッシュ4キャット
- フィッシュ4キャットはイギリスのペットフードメーカーで名前の通り、魚がベースになったキャットフードです。全体の65%に魚を使っているので、市販の激安フードと比べると良質なフードと言えます。成分や原材料の割合など、厳しくレビューしてみました。
- ホリスティックレセピー
- ホリスティックレセピーは日本の(株)パーパスという会社がアメリカにある工場で作っているペットフードです。コンセプトとしては日本(気候や住環境)に住むペットに合わせて保存料や人工香料などを無添加で作られています。
- ドクタープロ
- ドクタープロは日本の(株)ニチドウというペットフードメーカーがアメリカの工場でOEM生産して販売しているキャットフードです。製造こそアメリカですが日本の企業が手掛けるフードなので品質面では安心できそうです。材料や栄養価などをレビュー評価しました。
- ワイソン
- ワイソンのキャットフードはアメリカのワイソン社が製造・販売するキャットフードです。獣医博士でもあり医学博士であるワイソンという人物が開発したホリスティックフードです。原材料や成分などを元にレビューしました。
- フォルツァ10
- フォルツァ10はイタリアの獣医師チームが手掛けたペットフードブランドで、無農薬やオーガニックの食材を取り入れた安全性の高いキャットフードです。用途に合わせて様々な種類があるのも特徴です。
- ラウズ
- ラウズのキャットフードは高温で乾燥させた肉(ミール)を言い歳使わず、76℃の低温で脱水した肉を使用したキャットフードです。低温・短時間で脱水することによって、肉に含まれる栄養素を壊さずにフードに加工することができるというのがブランドコンセプトになっています。
- アルモネイチャー
- アルモネイチャーは世界で初めてナチュラルフードを作ったイタリアのペットフードブランドです。ヨーロッパではナチュラルフードのシェアが№1ということで、ヨーロッパでは知らない人はいないメジャーなキャットフードです。
- 日本のみのり
- 日本のみのりは国産の材料にこだわった神奈川県にある(株)サンユー研究所という会社のペットフードです。ドッグフードは3種類ありますが、キャットフードは牛肉ベースの1種類だけです。
- プロプラン
- プロプランはネスレピュリナが販売するキャットフードの中でも最高峰のキャットフードです。当サイト内でも紹介しているピュリナワンのグレードアップ版がプロプランといった感じになります。
- ボジータ
- ボジータのキャットフードはスウェーデンでペットフードメーカーとして100年以上の歴史を持つ、「ラントメンネンドギー社」の自社工場で製造されています。人口の着色料や保存料を使わず、ナチュラルオーガニックがコンセプトのキャットフードです。
- 無添加キャットフード安心
- 無添加キャットフード安心はヒューマングレードの材料を使った国産の無添加キャットフードです。日本は海外に比べてペットフードの開発が遅れています。国産という絶対的な安心はありますが、国産のキャットフードを選ぶ場合、原材料・成分などをしっかりと見極める必要があります。無添加キャットフード安心が気になる方は参考にしてみて下さい。
- ANF
- ANFは1955年にアメリカで設立した老舗のペットフードブランドです。社名であるANFは「ADVANCE = 先進」・「NUTRITION = 栄養学」・「FORMURA = 製法」の頭文字をとっています。正式には「ANFスペシャリティーズ社」と言います。
- SGJプロダクツ
- SGJプロダクツは神奈川にあるペットフード会社で、国内で企画して、オーストラリアの食用肉を使ったオーストラリア産のキャットフードです。国内に輸入してからも品質検査をしており安全性の高いキャットフードと言えます。
- アゼット(AZ)
- アゼットは北海道にあるペットフードブランドで、1998年にドッグフードの販売を開始しました。当時としては国産で人口の酸化防止剤不使用や材料にこだわったペットフードは珍しかったかもしれません。ですが今では輸入・国産に限らず高品質なキャットフードが多く出てきています。
- グリーンフィッシュ
- グリーンフィッシュはイタリアにあるマーペット社のブランドです。国内では株式会社クオレイタリアが正規代理店業務を行っています。たんぱく源に肉を使わず魚のみで作ったキャットフードです。
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