クプレラのキャットフード徹底レビュー
クプレラのキャットフードは日本の「(株)LINNA商会」が企画し、オーストラリアの工場で製造されています。ヒューマングレードの生肉・生魚を使用、非加熱のプロバイオティクスを配合しているので腸内環境の向上に期待ができるキャットフードです。もちろん食物アレルギーのリスクが高いトウモロコシや小麦・大豆などの穀物は不使用です。今回はクプレラの中でも人気が高い「ホリスティックグレインフリー」をレビューします。
クプレラのキャットフード【目次】
クプレラのキャットフードの原材料・成分の危険度は?
クプレラの「ホリスティックグレインフリー」キャットフードの原材料と成分を元に危険度をチェックしました。添加物や材料の質という点において、安心して食べられるキャットフードです。
クプレラ ホリスティックグレインフリーキャットフード全原料一覧(写真)
※近日撮影予定
材料や添加物については良いフードと言えます。全年齢に対応していますが、子猫やシニア猫にはもう少し高たんぱくな方が良いでしょう。
クプレラ ホリスティックグレインフリーキャットフードの原材料
魚類( ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)、 サツマイモ、 魚油、 藻類(昆布)、 モンモリロナイト、 ユッカ、 白菜、 アルファルファ、 炭酸カルシウム、 チコリ、 ※活性酵素、 ※プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、機能性酵母、陽性桿菌)、 ※多糖類、 必須アミノ酸(タウリン、 アルギニン、 ヒスチジン、 ロイシン、 イソロイシン、 バリン、 リジン、 メチオニン、 フェニルアラニン、 スレオニン、 トリプトファン)、 ビタミン&キレートミネラル( カロチン、 塩化コリン、 ビタミンE、 鉄、 ビタミンA、 亜鉛、 ナイアシン、 葉酸、 チアミン、 ビタミンB6、 マンガン、 ビタミンK群、 ヨウ素 )
※印の原材料は、オーガニックです。
クプレラ ホリスティックグレインフリーキャットフードの成分
粗たんぱく質31.0%以上、脂質12.0%以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分9.0%以下、水分10.0%、カロリー395㎉/100g
クプレラ ホリスティックグレインフリーキャットフードの危険度チェック
下記の表は、悪い原材料一覧です。副産物・4Dミール・廃棄物は人間が「食べることが不可能な腐った肉や豚や食べ物。BHAやBHTは、発がん性のある酸化防腐剤。エトキシキンは、人間の食用では使用禁止されている防腐剤。これらが一番危険な成分です。その他は、長期的に摂取するとあまりよくなり成分や原料です。
クプレラのホリスティックグレインフリーは穀物不使用な上に、消化に良いサツマイモを使用しています。また、たんぱく質・脂質は控えめなつくりになっています。ただ、裏を返すとそれだけ炭水化物の割合が高いということになります。カロリーも高いので子猫や妊娠・授乳中の子には良いですが完全室内飼いの子は気を付けないと太りやすいかもしれません。
副産物 | 4Dミール | 廃棄物 |
---|---|---|
なし | なし | なし |
BHA | BHT | エトキシキン |
なし | なし | なし |
遺伝子組み換え原料 | 合成着色料 | 人工香料 |
なし | なし | なし |
ビートパルプ | 塩 | トウモロコシ |
なし | なし | なし |
大豆 | 麦系 | |
なし | なし |
※原材料名・成分名クリックで詳しい説明ページへ飛びます
※穀物類の量が多いと猫の肝臓への負担が大きくなり病気につながります
※フードの原料表記は法律で多い順から並べており、穀類一番前の方にあるものは特に注意
クプレラのキャットフードの危険度評価
安全度・・・同着6位(当サイト30種類以上のキャットフード中)
※順位の付け方・・・上記の14項目の危険成分&原材料の含有数
クプレラのホリスティックグレインフリーは心配になるような材料や添加物は一切使ってないにゃ!メインはお魚とサツマイモだからかなり消化に良いと思うにゃ~。ただ、せっかくのグレインフリーなのにたんぱく質が低めになってるのがちょっと残念だにゃ~。AAFCOの子猫用の栄養基準もクリアしているから子猫からシニアまで食べられるけど、もうちょっとたんぱく質・脂質が高くても良いかな~?って思ったにゃ。
クプレラのキャットフードのネットでの評判・口コミ一覧
ネットからクプレラのキャットフードを購入している方の口コミを集めました。「食べない」といった口コミもありましたが、全体的に良い内容が多かった印象です。
オリジンからクプレラ
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ホリスティックグレインフリー | 2歳・8歳 |
ニュートロでアレルギーを発症して、チキンがダメそうだったのでオリジンの6フィッシュを試しましたがアレルギーを起こした肝心な2歳の子が食べてくれませんでした。クプレラのホリスティックグレインフリーは魚がメインで値段的にもオリジンよりずっと安く、何より2頭ともよく食べてくれます。アレルギーの方も落ち着いてきていて本当に感謝しかありません。
クプレラで吐き戻しが減りました
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ホリスティックグレインフリー | 3歳 |
普段はアズミラやロータスをあげているんですが、定期的に吐き戻すことがあります。単純にローテーションに入れられるかな?という気持ちでクプレラを試してみたんですが、食いつきも良く吐き戻す回数が明らかに減りました。粒が薄くて小さめなのが良いのかもしれません。
残念、クプレラベニソン
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ベニソン&スイートポテト | 5歳 |
色々な食材にアレルギーがあるのでなかなか食べられるフードが少ないのが現状です。鹿肉とサツマイモがメインということでアレルギーの心配もなく期待していたんですが、あいにくうちの子の好みには合わなかったようです。
クプレラでローテーション
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ラム&ミレット | 3歳・6歳 |
我が家ではクプレラのラムとベニソンをローテーションであげています。最初は3歳の子があまりベニソンを好んで食べなかったんですが、見て見ぬふりをしてベニソンの日はベニソンしかあげないようにしていたら自然と食べるようになり、今では2匹とも良く食べています。安心してあげられるので今後も購入する予定です。
食いつきは良くないけど体には良さそう(クプレラ)
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
ラム&ミレット | 5歳・6歳 |
色んなフードをローテーションであげています。中には柔便になったりするフードもあり、様子を見ながら切り替えています。クプレラに関しては2頭とも食いつきはお世辞にも良いとは言えませんが、便の調子も安定していて飽きることなく1袋最後まで食べきれるので体に合っていて、味は好みじゃないけど体が欲しているという感じです。
- 食材の安全性が高い
- 保存料などの香料・着色料不使用
- グルテンフリー
- グレインフリーもある
- プロバイオディクス配合
主に上記の特徴が挙げられます。特にグルテンフリーについては「グレインフリーである必要はない」という方にも受け入れられています。
また、栄養素やプロバイオティクスを非加熱(製品の過熱調理後に)で配合しているので一般的なフードでは失われがちな栄養素を効率よく取れます。
クプレラのドライキャットフード全種類の特徴と危険な材料・添加物一覧
クプレラのドライキャットフード一覧 | 特徴と危険な材料・添加物一覧 |
---|---|
ベニソン&スイートポテト |
【特徴】穀物アレルギーのリスクは低い、子猫にあげるならもう少し高たんぱくが良い |
クラシック ラム&ミレット |
【特徴】ラム肉がメイン、穀物アレルギーのリスクは低い |
メーカーとしては「ホリスティックグレインフリー」・「ベニソン&スイートポテト」・「ラム&ミレット」のすべてをオールステージ対応の総合栄養食として販売しています。
AAFCOが示す子猫用の栄養基準はクリアしているんですが、たんぱく質・脂質などはけっこうギリギリでクリアしています。
成猫にとってはヘルシーなつくりで良いかもしれませんが、子猫用となるともう少したんぱく質と脂質が高くても良いのでは?と思います。
材料の品質が高く信頼できるフードなので、子猫にあげたい場合はおやつにゴート(ヤギ)ミルクなどをあげて栄養をプラスしてあげると良いでしょう。
生産国 | オーストラリア |
---|---|
販売(輸入)会社 | 株式会社LINNA商会 |
工場 | 衛生管理に関する記載はなし |
価格(LINNA商会にて) | 900g 2,550円
1.81㎏ 4,440円 |
返品・交換 | 公式サイトでは販売していないので購入店による |
目的別おすすめキャットフード【選び方】
子猫 0~6カ月 | 成猫 1~6歳 | 高齢猫 7歳~ |
---|---|---|
肥満 | 痩せ気味・食べない | 症状・病気別 |
---|---|---|
無添加で安全 | 安い市販のもの | ウェット |
---|---|---|
3匹の愛猫で有名なキャットフードを食べ比べました!
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- アーガイルディッシュはオーガニック&ナチュラルな原料を使ったオーストラリアのキャットフードです。材料だけではなく、完成品であるキャットフード自体もオーガニック材料を使用した高品質のキャットフードと言えます。
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- アディクションは検疫が厳しく、動植物の病害虫といったトラブルが少なくニュージーランドで作られています。放牧で育った鹿肉を使ったものと、太平洋産の天然サーモンを使った2種類の味があります。
- アボダーム
- アボダームはアボカドを使った珍しいキャットフードです。アボカドは本来猫にとって中毒を起こす食べ物ですが、これまで30年ほど販売していますが、中毒の報告が無いことから、アボダームのアボカド中毒は気にする必要が無いと考えて良いでしょう。
- オーガニクス
- オーガニクスは原材料の半分以上にオーガニック素材を使用したアメリカ産のキャットフードです。オーガニック材料を使用している割に価格がリーズナブルですが穀物を使用しています。
- オーブンベークドトラディション
- オーブンベークドのキャットフードは一般的なドライフードとは違い、低温でじっくり調理されるので栄養素が損なわれることなく、サクッとした食感が特徴的です。その食感からファンになる子も多いオーブンベークドトラディションキャットフードの成分・材料などをレビューしました。
- ジウィピーク
- ジウィピークはニュージーランドのペットフードメーカーで、独自の「エアードライ」製法で作られた消化吸収率が95%という優れたキャットフードです。価値は十分で、唯一の問題としては値段だけです。
- ティンバーウルフ
- ティンバーウルフはグレインフリーで、生肉を使った高品質なキャットフードです。肉や魚の割合は全体の80%以上という贅沢なつくりになっています。ドッグフードはいくつか種類があるんですが、キャットフードは「セレンゲティ」の1種類しかありません。
- ナチュラリーフレッシュ
- ナチュラリーフレッシュはカナダのNutreco社が製造・販売するキャットフードです。肉はすべて生の肉を使用し、他の食材についてもできるだけ自然の状態のものを使用しています。(加工される前の状態)この「ホールフード」というのがナチュラリーフレッシュのコンセプトになっています。
- フィーラインナチュラル
- フィーラインナチュラルはニュージーランド生まれの「フリーズドライ」製法のキャットフードです。k9ナチュラルというメーカーのフードで、水分量が少ない為、保存料に頼らずに長期保存が可能なキャットフードです。
- フィッシュ4キャット
- フィッシュ4キャットはイギリスのペットフードメーカーで名前の通り、魚がベースになったキャットフードです。全体の65%に魚を使っているので、市販の激安フードと比べると良質なフードと言えます。成分や原材料の割合など、厳しくレビューしてみました。
- ホリスティックレセピー
- ホリスティックレセピーは日本の(株)パーパスという会社がアメリカにある工場で作っているペットフードです。コンセプトとしては日本(気候や住環境)に住むペットに合わせて保存料や人工香料などを無添加で作られています。
- ドクタープロ
- ドクタープロは日本の(株)ニチドウというペットフードメーカーがアメリカの工場でOEM生産して販売しているキャットフードです。製造こそアメリカですが日本の企業が手掛けるフードなので品質面では安心できそうです。材料や栄養価などをレビュー評価しました。
- ワイソン
- ワイソンのキャットフードはアメリカのワイソン社が製造・販売するキャットフードです。獣医博士でもあり医学博士であるワイソンという人物が開発したホリスティックフードです。原材料や成分などを元にレビューしました。
- フォルツァ10
- フォルツァ10はイタリアの獣医師チームが手掛けたペットフードブランドで、無農薬やオーガニックの食材を取り入れた安全性の高いキャットフードです。用途に合わせて様々な種類があるのも特徴です。
- ラウズ
- ラウズのキャットフードは高温で乾燥させた肉(ミール)を言い歳使わず、76℃の低温で脱水した肉を使用したキャットフードです。低温・短時間で脱水することによって、肉に含まれる栄養素を壊さずにフードに加工することができるというのがブランドコンセプトになっています。
- アルモネイチャー
- アルモネイチャーは世界で初めてナチュラルフードを作ったイタリアのペットフードブランドです。ヨーロッパではナチュラルフードのシェアが№1ということで、ヨーロッパでは知らない人はいないメジャーなキャットフードです。
- 日本のみのり
- 日本のみのりは国産の材料にこだわった神奈川県にある(株)サンユー研究所という会社のペットフードです。ドッグフードは3種類ありますが、キャットフードは牛肉ベースの1種類だけです。
- プロプラン
- プロプランはネスレピュリナが販売するキャットフードの中でも最高峰のキャットフードです。当サイト内でも紹介しているピュリナワンのグレードアップ版がプロプランといった感じになります。
- ボジータ
- ボジータのキャットフードはスウェーデンでペットフードメーカーとして100年以上の歴史を持つ、「ラントメンネンドギー社」の自社工場で製造されています。人口の着色料や保存料を使わず、ナチュラルオーガニックがコンセプトのキャットフードです。
- 無添加キャットフード安心
- 無添加キャットフード安心はヒューマングレードの材料を使った国産の無添加キャットフードです。日本は海外に比べてペットフードの開発が遅れています。国産という絶対的な安心はありますが、国産のキャットフードを選ぶ場合、原材料・成分などをしっかりと見極める必要があります。無添加キャットフード安心が気になる方は参考にしてみて下さい。
- ANF
- ANFは1955年にアメリカで設立した老舗のペットフードブランドです。社名であるANFは「ADVANCE = 先進」・「NUTRITION = 栄養学」・「FORMURA = 製法」の頭文字をとっています。正式には「ANFスペシャリティーズ社」と言います。
- SGJプロダクツ
- SGJプロダクツは神奈川にあるペットフード会社で、国内で企画して、オーストラリアの食用肉を使ったオーストラリア産のキャットフードです。国内に輸入してからも品質検査をしており安全性の高いキャットフードと言えます。
- アゼット(AZ)
- アゼットは北海道にあるペットフードブランドで、1998年にドッグフードの販売を開始しました。当時としては国産で人口の酸化防止剤不使用や材料にこだわったペットフードは珍しかったかもしれません。ですが今では輸入・国産に限らず高品質なキャットフードが多く出てきています。
- グリーンフィッシュ
- グリーンフィッシュはイタリアにあるマーペット社のブランドです。国内では株式会社クオレイタリアが正規代理店業務を行っています。たんぱく源に肉を使わず魚のみで作ったキャットフードです。
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