懐石のキャットフード徹底レビュー
懐石のキャットフードは「JPstyle」や「キャラット」などを手掛ける日清ペットフード株式会社の作るキャットフードです。懐石シリーズには缶詰タイプのウェットフードやレトルトパウチなどもありますが、今回はドライフードをレビューします。懐石のドライフードは1袋で数種類の味が楽しめるようになっており、偏食や飽きっぽいグルメな子に人気のキャットフードです。今回は懐石の中でも人気が高い「枕崎のかつお節バラエティ」キャットフードをレビューします。
懐石のキャットフード【目次】
懐石のキャットフードの原材料・成分の危険度は?
懐石の「枕崎のかつお節バラエティ」キャットフードの原材料と成分を元に危険度をチェックしました。「着色料の使用」や「穀物の使用量」などの理由からおすすめできるキャットフードではありません。
懐石 枕崎のかつお節バラエティキャットフード全原料一覧(写真)
※近日撮影予定
猫の嗜好性にを決めるのは香りや食感で、色は関係ありません。害にしかならない着色料を使用している時点で、猫のことを考えたキャットフードとは言えず、おすすめはできません。
懐石 枕崎のかつお節バラエティキャットフードの原材料
穀類(とうもろこし、中白糠、コーングルテンミール、小麦粉、ホミニーフィード)、肉類(ミートミール、チキンミール)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつお節、いりこ、しらす、かにかまチップ、えび)、動物性油脂、大豆ミール、オリゴ糖、野菜類(キャベツパウダー、にんじんパウダー、ほうれん草パウダー、かぼちゃパウダー)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、食用黄色5号、食用赤色3号、食用黄色4号、食用青色1号、食用赤色102号、紅麹色素、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
懐石 枕崎のかつお節バラエティキャットフードの成分
たんぱく質27.0%以上、脂質9.5%以上、粗繊維4.0%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、カロリー340㎉/100g
懐石 枕崎のかつお節バラエティキャットフードの危険度チェック
下記の表は、悪い原材料一覧です。副産物・4Dミール・廃棄物は人間が「食べることが不可能な腐った肉や豚や食べ物。BHAやBHTは、発がん性のある酸化防腐剤。エトキシキンは、人間の食用では使用禁止されている防腐剤。これらが一番危険な成分です。その他は、長期的に摂取するとあまりよくなり成分や原料です。
日清ペットフード社が作るキャットフードなので分かってはいましたが、やはり懐石シリーズも穀物がメインに作られています。使用している肉は「〇〇ミール」を使用しています。当サイトでは低品質として紹介しているキャットフードの典型的な例です。総合栄養食の基準を満たしていますが、栄養価が高いとは言えません。
副産物 | 4Dミール | 廃棄物 |
---|---|---|
不明 | あり | なし |
BHA | BHT | エトキシキン |
なし | なし | なし |
遺伝子組み換え原料 | 合成着色料 | 人工香料 |
不明 | あり | なし |
ビートパルプ | 塩 | トウモロコシ |
なし | あり | あり |
大豆 | 麦系 | |
あり | あり |
※原材料名・成分名クリックで詳しい説明ページへ飛びます
※穀物類の量が多いと猫の肝臓への負担が大きくなり病気につながります
※フードの原料表記は法律で多い順から並べており、穀類一番前の方にあるものは特に注意
懐石のキャットフードの危険度評価
安全度・・・同着36位(当サイト30種類以上のキャットフード中)
※順位の付け方・・・上記の14項目の危険成分&原材料の含有数
懐石はのカリカリはトウモロコシや小麦をメインに砂糖で味付けして作られてるにゃ。一応お肉も入ってるけど、「〇〇ミール」って書いてあるから、ご主人が食べないような質の悪い部分を使ってる可能性があるにゃ。。あと、トッピングはフリーズドライっぽいから良いんだけどカリカリには着色料まで使ってるにゃ~。僕たちって色は食欲に関係ないから余計なものは入れないで欲しいにゃ。
懐石のキャットフードのネットでの評判・口コミ一覧
ネットから懐石のキャットフードを購入している方の口コミを集めました。懐石はトッピングが付いているので、全く食べないということはないようです。ただ、健康を考えるとあまりあげたくないフードに分類されます。
懐石シリーズでも好き嫌いがある
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
枕崎のかつお節バラエティ | 3歳 |
懐石シリーズは絶品や2ディッシュ・4ディッシュと一通り試しましたが、唯一かつお節バラエティがどれも良く食べます。うちの子は空きやすいので色々な味が楽しめる懐石は本当に良いんですが、だいたいどれか一つは食べないことがあります。唯一全部食べるのはこれだけですね。
懐石好きだったのに食べなくなってしまった
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
zeppin 5つのごちそう | 8歳 |
昔好きだったんですが、最近歳のせいか食欲が落ちてきたので好物をあげようと思い購入しました。以前よりも明らかに食いつきが悪くなっていて、中身が変わったのか好みが変わったのかは分かりませんが、普段食べているものよりも食いつきが悪いので元に戻しました。
懐石はにゃんずの定番
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
瀬戸内の小魚バラエティ | 2歳・5歳・7歳 |
うちのにゃんずの定番です。色んな味が入っているのでセール時にまとめて買ってストックしています。箱に入ったままだとけっこう場所を取るので全部箱から出してまとめておくと省スペースで保管もできます。どれか食べない味があっても3匹いると誰かが食べてくれるので無駄にもならなくてとても良いです。
懐石で
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
瀬戸内の小魚ペア | 2歳 |
80gずつの少量なので風味が落ちる前に食べきれます。の方はあまり効果を感じません。ラキサトーンも使っているので止めれば違いが出るかもしれませんが、せっかく調子が良いのでこのまま続けたいと思います。
懐石のトッピングは飽き性の子におすすめ
購入した商品の種類 | 猫の状況 | 評価 |
---|---|---|
美味しい体重ケア 瀬戸内のシラス | 4歳 |
初めて買ってみましたがトッピングが4種類もついているのは嬉しいですね。色々な種類がありましたが、これが唯一着色料が入っていなかったので好きなようならまた買ってみようと思います。
懐石のキャットフードの安全性は?そんなに悪いの?
極論を言ってしまえば、国内で販売されているキャットフードは「ペットフード安全法」をクリアしているので安全と言えます。
ただ、この法自体が本当に安全なのか?というと疑問なんです。例えば、懐石のキャットフードに使われている着色料について考えてみましょう。
もちろんこの法では着色料の使用量なども細かく定められています。ただ、猫は食べ物を色で判断しません。
日本人はわずかな色の違いにも敏感です。使用する原材料は、同じ種類でも産地や季節によって色が違うため、製品の色調がいつも一定になるように着色料が使われたりする場合もあります。
上記はペットフード協会のHP内にある内容で人の為に着色料が使われていることが分かります。
つまり、着色料について言えば着色料を使っているキャットフードは猫のことを考えて作られたフードではなく、「飼い主に美味しく見せる(買ってもらう)ことを考えて作られている」ということが分かります。
健康的なメリットが無いだけでなく、摂取量によってはデメリットとなるような添加物であっても使用量を守っていれば安全だと思いますか?
酸化防止剤であればまだ納得できる部分もありますが、当サイトでは着色料を使っているキャットフードを安全とは言えません。
懐石のドライキャットフード全種類の特徴と危険な材料・添加物一覧
懐石のドライキャットフード一覧 | 特徴と危険な材料・添加物一覧 |
---|---|
瀬戸内の小魚バラエティ |
【特徴】栄養は取れるが添加物も多く非推奨 |
焼津のまぐろバラエティ |
【特徴】栄養は取れるが低たんぱく・低脂質 |
美味しい体重ケア 瀬戸内のしらすバラエティ |
【特徴】低カロリーだが脂質も低いので満腹感を得難い |
15歳からの腎臓ケア 枕崎のかつお節バラエティ |
【特徴】無着色だが低たんぱくすぎる |
海のおいしさ 瀬戸内の小魚ペア |
【特徴】やや低カロリー、脂質も低いので満腹感を得難い |
美食な高齢ねこちゃん用 駿河のまぐろ節ペア |
【特徴】やや低カロリー、脂質も低いので満腹感を得難い |
瀬戸内の小魚ペア |
【特徴】やや低カロリー、脂質も低いので満腹感を得難い |
焼津のまぐろペア |
【特徴】低たんぱく・低脂質でおすすめしない |
枕崎のかつお節ペア |
【特徴】材料的にはほとんど大差がない |
駿河のさば節ペア |
【特徴】メイン材料は穀物、成分的にも大差なし |
島のいわしペア |
【特徴】メイン材料は穀物、成分的にも大差なし |
懐石のキャットフードにはには一部にシニア用もありますが、基本的にはオールステージ対応の総合栄養食として販売しています。
ただ、子猫用と考えると栄養価が低く当サイトとしてはおすすめできません。
当サイトとしては子猫用とみた場合、少なくともたんぱく質は30%以上・脂質は15%以上・カロリーは380㎉以上がベストだと判断しています。
懐石のキャットフードはシリーズを通して上記の項目を全て下回っています。メタボ気味の成猫には良いかもしれませんが、子猫にはおすすめできません。
生産国 | 日本 |
---|---|
販売(輸入)会社 | 日清ペットフード株式会社 |
工場 | 川崎市 |
価格(楽天にて) | 320g(80g×4) 300円
800g(80g×10) 613円 |
返品・交換 | 公式サイト内に問い合わせ窓口有り |
目的別おすすめキャットフード【選び方】
子猫 0~6カ月 | 成猫 1~6歳 | 高齢猫 7歳~ |
---|---|---|
肥満 | 痩せ気味・食べない | 症状・病気別 |
---|---|---|
無添加で安全 | 安い市販のもの | ウェット |
---|---|---|
3匹の愛猫で有名なキャットフードを食べ比べました!
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- ブルー(ブルーバッファロー)
- ブルーのキャットフードは正式にはブルーバッファローというメーカーです。独自の「ライフソースビッツ」が入っているんですが、これがけっこう好き嫌いが分かれるようです。利用者のレビューなどもまとめたので参考にしてみて下さい。
- ハロー(HALO)
- ハローのキャットフードは、厳選した材料を使用して作られた高品質なキャットフードです。副産物や着色料・香料なども不使用なので優れたホリスティックフードと言えます。ですが材料の使用量に少し疑問がありました。他の方の口コミなどもまとめてあるので参考にしてみて下さい。
- ウェルネス
- ウェルネスのキャットフードはアメリカのウェルペット社が作る高品質なフードです。材料はヒューマングレードを使用し、ブランドを通して猫が食物アレルギーを起こしやすい大豆・トウモロコシ・小麦を使っていません。そんな高品質なウェルネスのキャットフードですが、口コミや保証成分はどうでしょうか?徹底的に調べたので参考にしてみて下さい。
- メリック
- メリックのキャットフードは猫がアレルギーを起こしやすい小麦・トウモロコシ・大豆だけでなく、不耐性を起こしやすいグルテン食材も不使用です。決まって食後に吐く・慢性の下痢などの症状を持つ子におすすめのキャットフードと言えます。そんなメリックのキャットフードの原材料・成分などを徹底的にレビューしたので参考にしてみて下さい。
- アーガイルディッシュ
- アーガイルディッシュはオーガニック&ナチュラルな原料を使ったオーストラリアのキャットフードです。材料だけではなく、完成品であるキャットフード自体もオーガニック材料を使用した高品質のキャットフードと言えます。
- アディクション
- アディクションは検疫が厳しく、動植物の病害虫といったトラブルが少なくニュージーランドで作られています。放牧で育った鹿肉を使ったものと、太平洋産の天然サーモンを使った2種類の味があります。
- アボダーム
- アボダームはアボカドを使った珍しいキャットフードです。アボカドは本来猫にとって中毒を起こす食べ物ですが、これまで30年ほど販売していますが、中毒の報告が無いことから、アボダームのアボカド中毒は気にする必要が無いと考えて良いでしょう。
- オーガニクス
- オーガニクスは原材料の半分以上にオーガニック素材を使用したアメリカ産のキャットフードです。オーガニック材料を使用している割に価格がリーズナブルですが穀物を使用しています。
- オーブンベークドトラディション
- オーブンベークドのキャットフードは一般的なドライフードとは違い、低温でじっくり調理されるので栄養素が損なわれることなく、サクッとした食感が特徴的です。その食感からファンになる子も多いオーブンベークドトラディションキャットフードの成分・材料などをレビューしました。
- クプレラ
- クプレラは日本で企画され、アメリカやオーストラリアのドクターや研究者と開発したキャットフードです。ヒューマングレードの材料を使用しているので安心して食べさせることができます。
- ジウィピーク
- ジウィピークはニュージーランドのペットフードメーカーで、独自の「エアードライ」製法で作られた消化吸収率が95%という優れたキャットフードです。価値は十分で、唯一の問題としては値段だけです。
- ティンバーウルフ
- ティンバーウルフはグレインフリーで、生肉を使った高品質なキャットフードです。肉や魚の割合は全体の80%以上という贅沢なつくりになっています。ドッグフードはいくつか種類があるんですが、キャットフードは「セレンゲティ」の1種類しかありません。
- ナチュラリーフレッシュ
- ナチュラリーフレッシュはカナダのNutreco社が製造・販売するキャットフードです。肉はすべて生の肉を使用し、他の食材についてもできるだけ自然の状態のものを使用しています。(加工される前の状態)この「ホールフード」というのがナチュラリーフレッシュのコンセプトになっています。
- フィーラインナチュラル
- フィーラインナチュラルはニュージーランド生まれの「フリーズドライ」製法のキャットフードです。k9ナチュラルというメーカーのフードで、水分量が少ない為、保存料に頼らずに長期保存が可能なキャットフードです。
- フィッシュ4キャット
- フィッシュ4キャットはイギリスのペットフードメーカーで名前の通り、魚がベースになったキャットフードです。全体の65%に魚を使っているので、市販の激安フードと比べると良質なフードと言えます。成分や原材料の割合など、厳しくレビューしてみました。
- ホリスティックレセピー
- ホリスティックレセピーは日本の(株)パーパスという会社がアメリカにある工場で作っているペットフードです。コンセプトとしては日本(気候や住環境)に住むペットに合わせて保存料や人工香料などを無添加で作られています。
- ドクタープロ
- ドクタープロは日本の(株)ニチドウというペットフードメーカーがアメリカの工場でOEM生産して販売しているキャットフードです。製造こそアメリカですが日本の企業が手掛けるフードなので品質面では安心できそうです。材料や栄養価などをレビュー評価しました。
- ワイソン
- ワイソンのキャットフードはアメリカのワイソン社が製造・販売するキャットフードです。獣医博士でもあり医学博士であるワイソンという人物が開発したホリスティックフードです。原材料や成分などを元にレビューしました。
- フォルツァ10
- フォルツァ10はイタリアの獣医師チームが手掛けたペットフードブランドで、無農薬やオーガニックの食材を取り入れた安全性の高いキャットフードです。用途に合わせて様々な種類があるのも特徴です。
- ラウズ
- ラウズのキャットフードは高温で乾燥させた肉(ミール)を言い歳使わず、76℃の低温で脱水した肉を使用したキャットフードです。低温・短時間で脱水することによって、肉に含まれる栄養素を壊さずにフードに加工することができるというのがブランドコンセプトになっています。
- アルモネイチャー
- アルモネイチャーは世界で初めてナチュラルフードを作ったイタリアのペットフードブランドです。ヨーロッパではナチュラルフードのシェアが№1ということで、ヨーロッパでは知らない人はいないメジャーなキャットフードです。
- 日本のみのり
- 日本のみのりは国産の材料にこだわった神奈川県にある(株)サンユー研究所という会社のペットフードです。ドッグフードは3種類ありますが、キャットフードは牛肉ベースの1種類だけです。
- プロプラン
- プロプランはネスレピュリナが販売するキャットフードの中でも最高峰のキャットフードです。当サイト内でも紹介しているピュリナワンのグレードアップ版がプロプランといった感じになります。
- ボジータ
- ボジータのキャットフードはスウェーデンでペットフードメーカーとして100年以上の歴史を持つ、「ラントメンネンドギー社」の自社工場で製造されています。人口の着色料や保存料を使わず、ナチュラルオーガニックがコンセプトのキャットフードです。
- 無添加キャットフード安心
- 無添加キャットフード安心はヒューマングレードの材料を使った国産の無添加キャットフードです。日本は海外に比べてペットフードの開発が遅れています。国産という絶対的な安心はありますが、国産のキャットフードを選ぶ場合、原材料・成分などをしっかりと見極める必要があります。無添加キャットフード安心が気になる方は参考にしてみて下さい。
- ANF
- ANFは1955年にアメリカで設立した老舗のペットフードブランドです。社名であるANFは「ADVANCE = 先進」・「NUTRITION = 栄養学」・「FORMURA = 製法」の頭文字をとっています。正式には「ANFスペシャリティーズ社」と言います。
- SGJプロダクツ
- SGJプロダクツは神奈川にあるペットフード会社で、国内で企画して、オーストラリアの食用肉を使ったオーストラリア産のキャットフードです。国内に輸入してからも品質検査をしており安全性の高いキャットフードと言えます。
- アゼット(AZ)
- アゼットは北海道にあるペットフードブランドで、1998年にドッグフードの販売を開始しました。当時としては国産で人口の酸化防止剤不使用や材料にこだわったペットフードは珍しかったかもしれません。ですが今では輸入・国産に限らず高品質なキャットフードが多く出てきています。
- グリーンフィッシュ
- グリーンフィッシュはイタリアにあるマーペット社のブランドです。国内では株式会社クオレイタリアが正規代理店業務を行っています。たんぱく源に肉を使わず魚のみで作ったキャットフードです。
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