便秘気味の猫におすすめなキャットフード

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便秘気味の猫におすすめなキャットフード

猫は比較的、便秘になりやすい動物です。もともと水を飲むことが少ないのも原因ですが、キャットフードを替えるだけでもウンチの調子が良くなります。ここでは便秘気味の猫におすすめなキャットフードについて詳しくご紹介していきます。

 

 

便秘気味の猫におすすめなキャットフード【目次】

 

便秘気味の猫におすすめなキャットフードの選び方【3つのポイント】

食物繊維の多いフードを選ぶ

繊維質は便秘の解消に役立ちますが、猫はもともと食物繊維を取る習慣が無い動物なので長期的に過度に与えるのは望ましくありません。

 

フード自体の繊維質は3%程度を目安にし、繊維質を増やすならキャットフードのトッピングやおやつに水溶性食物繊維が豊富な蒸かした皮付きのサツマイモやカボチャなどを与えてみると良いでしょう。

 

脂質の多いフードを選ぶ

脂質は適度にあげると便秘の解消になります。ただし取りすぎると今度は下痢の原因にもなる為、脂質の量は15~20%くらいがベストです。

 

もし療法食などでフードを変えられないのであれば、オリーブオイルを1日1食だけティースプーン1杯をあげると便秘の解消につながります。

 

動物性食材が多くて消化の良いフードを選ぶ

穀物を沢山使ったフードよりも、動物性食材を沢山使ったフードは消化・吸収が良い特徴があります。

 

反対に、穀物が多いフードは消化が難しくてうんちの量が多くなる傾向があります。なので、便秘がちな子にはうんちの量が少なくなる消化が良いフードを選びましょう。

 

猫が肉食動物であることを考えると、動物性食材の割合は50%以上を目安にすると良いでしょう。あまりに多いと値段も高くなるので、多ければ良いというものでもありません。

 

便秘気味の猫用キャットフードの選び方早見表


上記で挙げた3つのポイントを踏まえた上で、実際にサイト内でレビューもしているフードの比較表を作ってみましたのでキャットフード選びの参考にしてみて下さい。

メーカー名

食物繊維

脂質の量

(15~20%)

動物性食材の割合

カナガンキャットフード

1.5%

20%以上

70%

シンプリーキャットフード

1.5%

20%以上

75.55%

モグニャン

3.0%

13%

65%

ジャガーキャットフード

3%

20%以上

80%

ファインペッツキャットフード

2.3%

21%以上

85%以上

ロイヤルカナン

10.1%以下

10%以上

不明

サイエンスダイエット

8.5%以下

6.5~11%

不明

ピュリナワン

6%以下

13%以上

不明

アイムス

6.5%以下

13~15.5%

不明

シーバ

5%以下

17%以上

不明

ナチュラルチョイス

4%以下

16%以上

不明

銀のスプーン

3%以下

14%以上

不明

ねこ元気

3%以下

8.1%以上

不明

カルカン

5%以下

10%以上

不明

ファーストチョイス

4%以下

15%以上

不明

オリジンキャットフード

3%以下

20%以上

80%

アズミラ

4%以下

11%以上

不明

アニモンダ

1.5%

12%

不明

ソリッドゴールド

3%以下

12%

不明

ドクターズダイエット

5%以下

11%以上

不明

キャラットミックス

4%以下

8.1%以上

不明

モンプチ

5%以下

16%以上

不明

メディファス

5%以下

11%以上

不明

アミ(Ami)

2.38%

11.19%

不明

ロータス

3.5%以下

19%以上

不明

ユーカヌバ

2.5%以下

21%以上

不明

ザナベレ

4%

16%

20%以上

ヤラー

3.6%

14.5%

26%

アーテミス

3%以下

20%

不明

いなば

4.5%以下

8.5%以上

不明

カークランド

3%以下

20%以上

不明

※1、脂質・繊維質の値は当サイトでレビューした商品の価を入れてあります。

 

 

便秘ぎみの猫におすすめのキャットフードランキング

モグニャンキャットフードの特徴

モグニャンキャットフードは適度に繊維質も含んでいて、粗繊維は3.5%。脂質はやや少なめなのでモグニャンをあげてもうんちの出が悪い場合、1日1回ティースプーン1杯のオリーブオイルをモグニャンにかけてあげると良いでしょう。高たんぱくすぎると消化不良で下痢・軟便になる子もいるので、モグニャンくらいの高たんぱくフードから初めてみるのが良いでしょう。また、当サイト限定で初回購入価格が半額になるキャンペーンを実施中です。お得なお試し価格になっているので飽きずに食べてくれるか1袋かけてしっかり試食できます。

価格 税抜3,960円(税込4,356円)(1袋1.5kg)

【食べ比べ限定!!】上記金額から50%OFFキャンペーン中

評価 評価5
備考 香料・着色料不使用・高い消化吸収率・材料から徹底した品質検査を実施・お試し価格有り

ジャガーキャットフードの特徴

ジャガーキャットフードはたんぱく質40%、繊維質も3%、脂質も20%以上と、便秘気味な猫におすすめな条件が揃ったキャットフードです。モグニャンと比べると少し高いですが、たんぱく質や脂質などの成分的は3位のオリジンと同じでコスパに優れます。高たんぱく過ぎるフードは軟便になることもあるので、その場合は少し量を減らすとうんちの状態が安定するケースが多いです。

価格 4,280円(1袋1.5kg)
評価 評価4.5
備考 グレインフリー/ヒューマングレードの材料を使用/香料・着色料不使用

オリジンキャットフードの特徴

オリジンキャットフードは当サイトの中でも最も高たんぱくなキャットフードです。脂質の割合も20%と丁度よく、繊維質も多くもなく少なくもなくベストな割合です。オリジンキャットフードは徹底した材料管理の他、【猫本来の食事】を考えたキャットフードです。非常に優れたフードではあるんですが、とにかく値段が高くて継続して食べさせるには経済的負担が大きすぎるので、3位としました。

価格 6,300円(1袋1.8kg)
評価 評価4
備考 穀物不使用・高たんぱく・高脂質・高カロリー+無添加のキャットフード

カナガンキャットフードの特徴

無添加・グレインフリー(穀物不使用)・チキンを60%以上使用し、穀物の変わりに猫にとって消化しやすいサツマイモを使ったキャットフードです。動物性食材の割合は全体の70%を占めます。また、2種類のオリゴ糖配合でお腹にも配慮したフードです。高たんぱくなフードは軟便になることもあるので、その場合は少し量を減らしてみるとうんちが安定するケースが多いです。

価格 3,960(1.5㎏)円
評価 評価3.5
備考 チキンを60%以上使用・香料・着色料不使用・穀物不使用で消化に優しい・徹底した品質管理・高たんぱくで脂質とのバランスも◎

シンプリーキャットフードの特徴

シンプリーキャットフードは高たんぱく・高脂質で繊維質は1.5%とやや低めですが、高たんぱくで脂質も高いので便秘気味な子におすすめです。シンプリーは全体の約75%にお魚を使っているので、穀物の多いフードに比べて消化にも良いです。

価格 税抜3,960円(税込4,356円)(1袋1.5kg)
評価 評価3
備考 グレインフリー/着色料・香料・遺伝子組み換え原材料不使用/

 

便秘気味の猫にフードの切り替え以外にできる対策ってないの?

便秘気味の猫におすすめなキャットフード

あなたでも出来る猫の便秘の解消方法7つ」を参考にしてみて下さい。猫は特に水分不足に陥り易い動物なので、「猫が水を飲まないときの対策方法」も合わせて読んでみて下さい。

 

「水分」と「油分」をあげることで、ほとんどの子は便秘を解消できます。他にもツボマッサージや、原因・症状などもまとめたので、愛猫の便秘に悩む方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

便秘気味の猫に繊維質が高いキャットフードをあげちゃいけないの?

メリット

デメリット

  • ほとんどの子で便秘解消が望める
  • 毛球症予防ができる
  • 毛玉の吐き出しを予防できる
  • 病気や誤飲を見逃す可能性がある
  • 下痢・軟便・血便の可能性がある
  • 便が大きくなり便秘を悪化させる場合がある

 

基本的には繊維質の割合が高いキャットフードをあげると、ほとんどの子は便秘を解消します。ただ、今まで快便だった子が急に便秘になった場合、誤飲や腸閉塞などの病気が隠れている可能性もあるので注意が必要です。

 

なので、慢性的に便秘気味の子や、毛球症が重症化し易い子には高繊維なフードをあげると良いでしょう。加齢も腸の動き(ぜんどう運動)が悪くなり、便秘の原因になります。この場合も高繊維なフードが効果的です。

 

ただし、多すぎる繊維は下痢や血便の原因にもなります。フードの切り替え後は注意しましょう。下痢や軟便が続く場合は、一度前のフードに戻して便の様子をチェックしましょう。

 

ただの便秘だと思っていたら、実は重症化していて自力では出せなくなっている場合もあります。3日排便が無ければ、獣医に相談してみましょう。

 

猫の便秘解消に薬をあげるならどれがおすすめ?

便秘気味の猫におすすめなキャットフード

便秘が重症化している場合は下剤などを使って強制的に排便させます。下剤には色々なタイプがあります。通販などで買えるものだと「ヒマシ油」などがあります。

 

薬には続けて使うと薬に慣れてしまい、使用量が多くなるものがあります。また、用量を間違えると危険な場合もあり、素人が薬を使うことはおすすめできません。

 

飼い主ができる「水分を与える」・「オリーブオイルを与える」といった対策をしても3日以上便秘になってしまう場合、獣医に相談しましょう。ロイヤルカナンの「消化器サポート(可溶性繊維)」などの療法食を紹介して貰えるはずです。

 

療法食も症状の緩和や治療を目的に作られています。素人判断で与えることはおすすめできません。「乳酸菌サプリメント」などは猫には効果が無いという獣医もいます。サプリメントということで考えると「オリゴ糖」などの含有量が多いものを選ぶと、効果が期待できるでしょう。

 

まとめ


便秘気味な猫におすすめなキャットフードと選び方をご紹介しました。便秘と言っても軽度なものから重度のものまで様々です。1~2日程度の便秘なら様子を見て良いですが、丸3日出ない場合は早めに受診しましょう。

 

当サイトでは基本的に、あまり高繊維なフードに頼らない対策をおすすめしていますが、慢性的に便秘気味な子や、便秘が重症化し易い子は繊維が多めのフードに変えてあげると良いでしょう。

目的別おすすめキャットフード【選び方】

子猫 0~6カ月 成猫 1~6歳 高齢猫 7歳~

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肥満 痩せ気味・食べない 症状・病気別

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3匹の愛猫で有名なキャットフードを食べ比べました!

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